2006年02月12日

閉じ箱

閉じ箱 竹本健治 著

公式サイトが激しく見づらいのはどうにかして下さい。
猫柳が最初に読んだ竹本作品は「ウロボロスの偽書」です。当時、綾辻行人の館シリーズにはまっていたので登場人物に綾辻行人本人が出ている!と知って手に取った次第です。ウロボロスが猫柳的に当たりだったので自然な流れとして当時再版されたばかりの「筺の中の失楽」も読んだというわけです。
著者22歳のデビュー作「匣の中の失楽」は凄いの一言でした。登場人物の青い感じがまた良し。ただ著作を手に入れやすい作家さんではなかったので偶に作品を手にすると言うのがスタンスだったかと思います。
「閉じ箱」も発行されたのは知っていたのですが手にする機会に恵まれないまま数年〜昨年末になってやっと巡り会ったわけです。最初の版から10年が過ぎてました。

「閉じ箱」は当時の著者の短編全集です。ホラー色の強いミステリー作品が中心です。猫柳的には表題作よりも「氷雨降る林には」と「夜は訪れぬうちに闇」が好み。特に「夜は〜」の青さがたまりません。竹本健治の描く少年たちがとてもツボです。

もっと売れていい作家だと思うのですが、難解な蘊蓄が足を引っ張っているような気がします。でもそれが味なんですが。



posted by 猫柳まんぼ at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文
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